風俗の社窓から

風俗経営者にしやまのコラム・日記・雑記。お店のこと、今の業界のこと、風俗の未来のこと、色々考えてみてます。

“健全化”したいならマナー広告やったら?という話。

風俗広告サイトの足りない点について度々考えたりするんですが、今回はキャンペーンの話です。

最近よく“業界に影響を与えている風”なキャンペーンとして「性感染症予防に努めている店特集」などがあったりするのですが、今なぜかやっていない「風俗利用マナーの啓発キャンペーン」はもっと多メディアで展開するべきだと思っています。

むしろ展開するべきというか、やってないし。
なんでこれやってないのか不思議なんですよね。電車の車内マナー広告みたいなものが良いと思うのですが。

風俗業界に対して近年まことしやかによく言われる“健全化”なんですが、これには今決定的に足りない部分があると思います。
それは、“お客様が料金とプレイの範囲でマナーを守る”ということです。

もちろん、とても良いお客様も多いことは分かっています。
ただ、逆にいうと“ルール違反が普通”と思っている方も多すぎます。

今でいう“健全化”はざっくり言うと「ぼったくりじゃない」「性病検査している」みたいな、お客様からみて“怖いところじゃないよ〜”とアピールしているものばかりです。
それはそれで良いのですが、風俗の“健全化”には実はもう一方大事なことがありまして、“お客様のマナーを改善すること”も必要です。

一昔前まで“ブラックな業界”だった名残か、まだまだ“何でもできる”と思っているお客様や、強引な“あわよくば”でキャストさんを傷つける方は多いです。
そうするといくら企業努力をしていっても、優しさアピールをしたことが悪いお客様に揚げ足を取られているようで、極論バカバカしくなってしまうんですよね。

だから“健全化”は両面から。

いつもの話ですが、「お客様」「キャスト」「お店」の3者間のバランスを保つことが大事だと思います。

こういう話を、広告メディアの方が先導してやっていただけると、新しい価値が生まれるんじゃないかな〜と思っているんですが、どうでしょう。

ではでは。
 

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