風俗の社窓から

風俗経営者にしやまのコラム・日記・雑記。お店のこと、今の業界のこと、風俗の未来のこと、色々考えてみてます。

2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

どこがライバルですか?という話。

「どこのお店がライバルですか?」とか「最近気になるお店ありますか?」と結構よく聞かれるのですが、まず同業種(オナクラ)には本当に無い、というか積極的に戦いたくないと思っています。エステ業種などには気になるお店もちらほらありますけどね。とりあ…

人手不足倒産しないために。という話。

この記事を見て刺激を受けました↓↓ www.huffingtonpost.jp 以前ハフポにすごくハマって毎日読んでいた時期があったのですが、今はNewsPicksにすっかり時間を取られていたところ、久々のズシッと来た記事でした。まず、「人手不足倒産」という言葉に“それ、あ…

“稼ぐ”ということに対する矛盾と難しさ。という話。

実に真面目なタイトルになってしまいましたが、そんなに小難しいことではなく感覚のお話です。風俗業はやっぱり、“稼ぐためにやる職業”という側面が強いです。人生通じて生業にできる方も少ないですし、キャストさんは特に身体や体力の限界もあるので尚更。…

007

あ、ゼロゼロセブンだ。と、思ったのはあまり関係無く、今日も少しゆっくりと過ごすことができました。明日から本気の月末勝負なので、ありがたい限り。ゆっくり過ごすことを良いことだと思い始められたのは、ここ数年の話です。前はその大切さがわからなく…

僕がソフトサービス店にこだわる理由。という話。

ありがたいことに、風俗店の経営はとても楽しくやらせていただいています。天職かと思うぐらいです。もともと風俗業に興味があったわけでもないですし、お客様側での利用経験も本当に少なかったのですが、人事系の仕事が大好きだったので、それが幸いしてい…

焦がれた目標。という話。

今日(8/26)は給料日後の金曜日という事もあり、お客様も多くなりそう。そんな日に、開店以来初ぐらい大多数のキャストさんが揃った1日になりました。昨日「うちの店、大きくなったんですね」と感傷に浸っちゃうぐらい。集まってくれたキャストさんにも、しっ…

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高校に入る直前ぐらいに、「サトラレになりたい」なんて思っていたことをふと思い出しました。『サトラレ』っていうのは映画化もされた青年漫画で、心の声が周囲に筒抜けで聞こえてしまう人間“サトラレ”と、その周りの人達の人間模様を描いた作品。“サトラレ…

大切な人を大切にし続けることほど難しい。という話。

よくキャストさんと交わす会話に、「最近〇〇さん来ないですね~」という一言があります。もちろん、お客様にも都合がありますので、転勤やただ忙しいという理由もあると思いますが、もしかすると、“大切にしていない”ということも含まれるかもしれません。…

お店、好き?という話。

風俗業界は慢性的な人不足です。間違いなく。デキる人が続きにくいというのもありますし、多分現状起こっている問題としては、スタッフ募集できる余裕があるグループが少なくて、ただ、勢いのあるグループはどんどん出店していくため、出店ペースにスタッフ…

台風と感謝。という話。

本当は別に書きたかった事もあるのですが、今日はこちらを。すごい台風で、原宿の木が倒れた時なんか、「あ、今日は店の売り上げ終わったな」と、不謹慎にも思ってしまった今日なのですが、改めてこういう荒天になると、キャストさんたちのありがたみを感じ…

005

最近ありがたいことに、スタッフメンバーの成長で、少しずつ気持ちが落ち着く時間が増えてきました。今日はお休みで、前から行きたいと思っていた亀有の「吉田パン」さんへ。コッペパン専門店ながらお洒落な、優しいデザインで店内の隅々からコンセプトが伝…

ぬるい店しかつくれない。という話。

“ぬるい店”という響きはあまり良くないですが、僕はそういう店しかつくれません。これも先日のスタッフ会食で気付いたことです。会食の場で今のお店の良いところ、悪いところという話になったんですが、これは悪く言っているわけでは無くて、いい意味でも、…

役割と考え方。という話。

昨日スタッフのみんなで営業終了後にご飯に行ったんですね。そこで今後のこととか、店について話していたら、ちょうど昨日の記事を深めてくれそうだったので今日は追記を。ちなみに昨日の記事がこちら nishiara.hatenablog.com さて、“上司がスタッフにどん…

スタッフの育て方。という話。

三つ子の魂百までというべきか、人生の重要な局面で関わった仕事が今のスタンスに大きく影響しているな~と思います。自分の中で特に影響されているのは、某夢の国でのアルバイト経験と某求人大手企業の職務経験です。そこから学んだことは未だに仕事の中で…

サービス内容のピボット。という話。

昔読んだ本の中に「最初に思いついた事業で成功した起業家はいない」といったフレーズを読んで衝撃を受けたことがありましたが、まさに同じことが風俗店でもいえると、今なら思います。 その本は多分こちら(超懐かしいな) 【必見】成功への熱い思いを君に~…

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何度も見る夢があります。寝ている時の夢のことです。高校の部活動の話なのですが、なぜか長期間練習をサボった挙句、全然練習していないまま本番を迎えて緊張している。その場から逃げ出そうとしている。そんな夢です。実際はかなりの部活人間で、サボって…

風俗店のプレイバランスと評価軸。という話。

よく考えるのですが、お店や会社を経営していく中で、最も大事なのは“投資”と“実現できること”のバランスだと思っています。学生時代に個人事業を始めてから散々聞いてきた話で「お金をかけずにこんなに儲かりたい」という話があります。気持ちは分かります…

意思のある店。という話。

意思のある店(会社)が好きです。自分たちのお店はもちろん、他店を見ていても意思のある店は“面白いな〜”と思って見ています。“意思のある店”とは、お店の運営や内容に深い考えや哲学を感じるお店です。店長さんがこだわっているんだろうな〜とか、この市場…

003

“何かをしている時間”というのは“何かをしていない時間”のことであって、 手に入れたいもの(こと)があるならその分何を代償にするのかを決めなければいけない。それがわかっていない人が意外と多いと思う。努力によって大抵のものは何でも手に入るというのは…

幸が不幸で不幸が幸で。という話。

芸に生きる人たちのマンガや小説が好きです。漫才師や、 噺家、役者、バンドものなど、いろんなマンガがあると思いますが、どの話も自分の胸が打たれるものが多いなと感じます。たぶん登場人物たちが、才能の壁にぶつかること、人生にぶつかることが多く、誰…

002

音楽で夏を感じるって、人間の五感はすごいなと思う。夏の匂い。とか。今日も本当に暑いのだけど、山が無いせいか東京の夏は本当に無機質な暑さに感じる。 社会人も今日から夏休みの人が多いけど、小学校時代、夏休みの宿題を最後の1週間まで手をつけること…

001

なんでもないことに番号をつけて、頭の中の雑念を文字にしてみたいなと、ふと思った。仕事中に書くブログは小難しいことを考えてしまうから嫌だなと思っていたんだけど、仕事が終わると頭がゆるくて、そのあとに小難しいことを考えようっていうのはもっとで…

新しい都市における風俗の“コンテンツ化”という話。

消費されずに愛されるには、魅力を高め続けなければいけないのだと思います。これは人としてもそうですし、もちろん会社、お店としてもそうだろうな、と。その“魅力”って実際のところ何?って話なのですが、突き詰めるとこの“魅力”というのは“コンテンツとし…

うちの店をフリースタイル風に紹介するゼ。という話。(かりんと赤坂編)

MC にしやま in da house, yo! Hey 今夜は聞いてけ オレの店紹介これを逃したら お前は超後悔今遊ぶなら オナクラが正解来たことねぇなら してやる招待yo まずはスマホで webサイト checkかりんと赤坂 検索ヨロシク他店じゃダメだぜ ブサイク get youオレら…

競合の参入よりも自爆に気をつけないと。という話。

よく聞く話に、「〇〇グループが同業種で新店舗をつくるらしい」という噂話があります。大概の場合噂だけでは無くて本当に参入してくるんですけどね。その時によく周りから「負けないように頑張れ」っていう話とか、「大丈夫?」って話をされるのですが、ど…

これからの風俗業界の働き方。という話。

僕は業界慣習みたいなものが大嫌いで、“昔からそういうものでしょ”と言われると反発したくなる天邪鬼です。 風俗業界の中で、特にその傾向があるのが“働き方”なんですよね。僕にとっては会社のワークスタイルや、待遇、制度、どうやったら人の持つ能力を最大…

ちひろさん。という話。

あるテーマの中で、“きっとこの先、これ以上の出会いはないんだろうな”と思わせてくれるマンガが、たまにあります。 今回そんなことを思ったマンガがこの ちひろ 上 作者: 安田弘之 出版社/メーカー: 秋田書店 発売日: 2007/06/20 メディア: コミック 購入: …

サラリーマンでは届かない夢。という話。

人を集めるには毎回テーマをつくります。あ、求人のお話なんですが。 僕たちの今の会社の状況と、世の中の状況と、集まってくる人の人柄や今の生活状況、これからの将来を想像しながら、メッセージを設定するんです。決してプロのコピーライターではないので…

なんでもないや。という話。

なんで空が明るくなるのはこんなに早くて、夜が一瞬で終わってしまうのだろうと思う。 昔からずっとそうなんだよな〜。 仕事が終わったと思ったら、自分の時間は少なくて、大好きな漫画も十分には読めなくて、もっと終わらせたい仕事があるような気がするん…

共通して仕事ができる人。という話。

どの分野にも共通して、“こんな人が仕事が出来る人”なのでは?ということを考えてみました。 例えば、僕たちの仕事で重要なのは、 「予約をとる」 「お客様の入室を確認する」 「女性に指示を出す」 「無事に予約が進行しているか確認する」 といったプロセ…