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高校に入る直前ぐらいに、
「サトラレになりたい」なんて思っていたことをふと思い出しました。
『サトラレ』っていうのは映画化もされた青年漫画で、
心の声が周囲に筒抜けで聞こえてしまう人間“サトラレ”と、
その周りの人達の人間模様を描いた作品。
“サトラレ”は特異体質で全員がIQ180以上の天才。
周囲は心の声が聞こえていることを
本人に言ってはいけない(錯乱する恐れがあるから)
という政府の条例がある世界です。
コレですね↓↓
サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS [DVD]
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マンガと映画は全然違って、マンガは少し考えさせられるラブコメ。
映画の方は感動物語です。
当時映画をリアルタイムで見た僕は、
名作かどうかなんて分かりませんでしたが、
サトラレの純粋な想いに初めて映画を見て涙を流した覚えがあります。
あ、僕でも映画を見て泣けるんだ。
なんて綾波レイみたいなことを思っていました。
この映画を見て誰しもが思うであろう
“自分がサトラレだったら”という妄想を、
もちろん例に漏れず僕も抱いたわけです。
厨二病です。
このときは本気で思っていましたね(笑)
もし“サトラレ”だったら、
もっと欲望や、怒りや、称賛や、好意や、
そして真剣さを純度高く、
伝えることが出来るのになぁと。
言葉や文字は、考えれば考えるほど不自由です。
表現しきれない自分が悔しい。
純度高く、伝えたいです。
ただ、本当に“サトラレ”だったら、
周りの人は相当迷惑でしょうね(笑)
まぁ、例外なくIQ180以上で、
心がキレイという条件付き。
僕は昔も今も、“サトラレ”では無いようです。
ではでは。