風俗の社窓から

風俗経営者にしやまのコラム・日記・雑記。お店のこと、今の業界のこと、風俗の未来のこと、色々考えてみてます。

チャンスにブレないように。という話。

思いもよらない話が出てきまして、今日まで数日間少しバタバタとしてしまいました。無事落ち着いて良かった。
順調に物事が決まったかと思うと、大きなチャンスに自分の姿勢を問われているような、今後を試されているような話が舞い込むことがあります。

風俗業界以外でも、今まで何度か経験したことのある感覚です。毎回振り返ると“無理をしている状態”になったときは絶対上手くいかないんですよね。だからブレないように冷静に自分を量ろうと思っているのですが、周りとの関係性から難しいことも多々あります。今回は僕とオーナーの考えが少し似ていて良かったです。

そんな折、ひょんなことから、学生時代に訳も分からず読んだ「ビジョナリーカンパニー」のことを思い出しました。“偉大な企業”をつくるのは優れたアイディアでも、カリスマ経営者でもなく、基本理念の大切さや初期から通じたチームワーク・企業文化の大切さを書いた本です。

昔は経営したこともない中で、大企業をつくることへの憧れだけで読んでいたので「やっぱお金じゃねぇよな」とか「理念(ビジョン)のある会社かっけぇ」みたいな感じで読んでいたのですが、いざ自分で会社を形作っていこうと思うと、最初から作りこむのって難しいです。まず“基本理念”とか“企業文化”って何?っという状態に陥りますし、急拡大しているときなんて、成長スピードを止めるわけにいかないので、必然と元の会社の雰囲気が崩れていきます。
その中で基本理念を守り続けることって意外と難しいです。

人材採用も、事業展開も、まだまだこれからで未熟なうちの会社。
“基本理念”とか言うと大げさですが、“大切にしたいこと”はもちろんあります。その“大切にしたいこと”を守りながら少しずつ大きくしていけるように、自分達らしさを失わずにいたいです。

ではでは。