風俗の社窓から

風俗経営者にしやまのコラム・日記・雑記。お店のこと、今の業界のこと、風俗の未来のこと、色々考えてみてます。

自分の言葉で表すために。という話。

風俗業界には“自分の言葉”が足りない。
そんなことをふと思いました。

近年写メ日記という日記コンテンツが全盛のこの業界では、キャストさんは自分の言葉で、自分を宣伝したり、お客様への感謝の気持ちを日記にしたりしています。
言葉が足りないのはお店(会社)側の方。僕も含めてですね。

お客様側から見るとどれぐらいのインパクトで見えるかはわからないのですが、流行っているプレイがあれば、似たようなコンセプトのお店が並び、求人においても「稼げます」「夢を叶えましょう」とお決まりの言葉が並んでいます。

お店や、求人の際は会社を表すために運営する人の“自分の言葉”で考えられているお店が少ないのです。
もちろん、それが出来ているすごい店は多数ありまして、僕もよく勉強させていただいています。そう言ったお店は熱狂的に愛されたり、流行っていて大きくなっていたりするんですよね。

一般企業も同じです。大手でもベンチャーでも今“イケてるなぁ”と思える“独自性のある会社”はやはり経営者なり、チームなりが自分の言葉でミッションを掲げている会社であると思います。

運営方針やスタッフに判断軸を伝える時によく思うのですが、難しい判断を迫られた時に、この“言葉”が現実をけん引してくれることは多いです。

だからこそ、自分たちが何者なのか、自分たちが何を考えているかは、誰が聞いても同じように聞こえる言葉では無くて、「そう、それ!」と思ってもらえるような“自分の言葉”で表現していきたいです。

実は今、当社のスタッフ求人サイトを作ろうと計画しているので、そんなことを考えている訳なんですが。
いざ考え始めると、結局何が言いたいかまとまらなくて難しいんですね(笑)

だから自分が好きだと思う他社を見ながら研究しています。
よく見ているのは株式会社スマイルズ(http://www.smiles.co.jp/)のサイトです。

もう、「スマイルズの3つの大切なこと」というミッションの設定が上手いし、好きだし、刺さるしって感じです。

会社のこと | Smiles:


“世の中の体温をあげる”

ほんといい言葉ですよね。
僕もどんなことをやっていきたいか、30分くれれば説明できるのですが(笑)
一言にしたいですね。

まだ、“その言葉”に達するにはもう少し時間をかけた方がよさそうです。

ではでは。