風俗の社窓から

赤坂の風俗店長にしやまのコラム・日記・雑記。お店のこと、今の業界のこと、風俗の未来のこと、色々考えてみてます。

僕らが旅に出る理由。という話。

秋だからでしょうか。
「僕らが旅に出る理由」という歌を最近よく聞いていました。
僕は世代の方より少し下なんですが、小沢健二さんの名曲です。


小沢健二「ぼくらが旅に出る理由」 PV


初秋を思わせる歌で、遠くへ、遠くへ行きたくなる歌です。

先日取材をいただきまして、スタッフのことやお店の考え方など普段話さないことも、これでもかというくらい話させて頂きました。
ただ、それでも語り足りないところがある自分に驚きます(笑)
11月の記事掲載に、今から緊張しますね。若輩者のくせに人生なんて言葉をつかってしまう自分に、急に恥ずかしくなったりね。

ただ取材していただいた編集様に深く掘っていただけたおかげで、少し自分の考えている根っこの部分が再認識されたり、整理されたりと、僕にとっても有意義な機会でした。
そう、人生なんですよね。

いつも根底で思っているのは、自分との関わりや、自分が手掛けることが、少しでも関わっていただいた方の「良い人生の糧」になったら嬉しいなということなんです。何をしている時も。幸せでいて欲しいな~。なんて、僕も幸せになりたいですしね。

生きていると、まぁ特にこの業界では“果たせなかった約束”が増えていくんです。
スタッフとしても、キャストさんも、お客様も。
頑張ろうっていう約束。次の出勤待っているよっていう約束。連絡しますっていう約束。また会いに来るねっていう約束。幸せに辞めようねっていう約束。

別れが来るたびにそれまでの自分を振り返っては、やっぱり後悔が募るんですね。
何でこの言葉をかけなかったのかな、とか。
何でこんなこと言ったのかな、とか。
もっと一生懸命になればよかったな、とか。
まだまだ話したいことがあったな、とか。

この業界でも、その前からも、もう人生の中で次はいつ会うか分からない人が、ほとんどはもう会わずに終わってしまいそうな人がたくさんいるわけです。

寂しくなるんですよね。

この前、当店を辞めた女の子からふと連絡が届きました。
復帰でもない、事務的な話の連絡(笑)
でも久しぶりで、元気そうな雰囲気にとても、ほっとしました。
嬉しかった。

なんでも良いんですよね。もしかしたら、僕が迷惑をかけたと思って連絡を取りにくくなっている人たちにも、勇気を出してなんでも連絡してみたら良いのかもしれません。

誰の歌だかど忘れしたのですが、“今まで会った人たちにもう一度会えたらどんなに素敵だろう”なんてフレーズを思い出しました。銀杏BOYZの「漂流教室」かな。

本当に、素敵ですよね。

約束を果たすなんて大層なことじゃなくて構わないんですが、もう一度会えたら嬉しいななんて思うときがたくさんあります。
会わなくなってしまった、会えなくなってしまった人のこともその後の人生どうかな~なんて、考えることが多いんです。本当ならずっと何かで関わっていけたら、嬉しいのにななんて思うことがあります。

また会うその時まで、多分、多くの場合情けなく見えて終わっていただろう自分を少しでも成長させられるように、一歩一歩頑張っていきたいな。

僕が頭にイメージするほとんどの人はこのブログを読んでいないと思いますが(笑)
どうなんだろう。幸せだったら嬉しいな。

いつも“しばしの別れ”が本当に“しばし”だったら嬉しいのになと思うんですけどね。
ずっと「元気だよ」の一言だけ聞きたくて、待っています。
元気じゃなくても何か一言だけ聞きたくて、待っています。
いつでも待っています。

遠くまで旅する人たちに
あふれる幸せを祈るよ

さぁ、僕も頑張ろう。

また。

ではでは。