風俗の社窓から

赤坂の風俗店長にしやまのコラム・日記・雑記。お店のこと、今の業界のこと、風俗の未来のこと、色々考えてみてます。

“股間に触る”じゃなくて“感性に触り”たい。という話。

昨日スタッフミーティングをしているときに、密かに僕が前から思っていたことを発信してみました。
それは「風俗はこれから“切なさ”がウリになっていく」という話です。あ、何言ってんだこいつって思わないでください。

きっかけは以前にコンテンツ論みたいなものをたまたま読んだときに、携帯電話でいつでも連絡がつながり、ゲームや仮想現実で過激な感情が疑似体験できる今はもう“人の死”でしか別れの悲しさや切なさを表現できなくなっている、という趣旨の文を読んだときでした。
風俗って基本“別れ”が絶対訪れるサービスです。お客様は決してキャストさんを買っているわけでは無く、時間を買っているサービスなんですね。
で、その“切なさ”の話を読んだときに、風俗は良いサービスをすればするほど絶対“切なさ”を味わうことになるものだなぁと思ったんですね。基本は男女の性と愛を扱う職業なので、別れには切なさがつきものです。
その別れるまでの過程を演出していくものなんだと感じたんですね。 
それって、替えのきかないものだなぁと。

そう思うと、サービスや新コースの発想も、「どんな変わったことをするか」や「どんな気持ちいいプレイを考えるか」というだけでなくて『どんな気持ちになってもらうか』というお客様の感性に訴えたサービスを考えることになります。
例えば今のうちでいうと「手こきカラオケ」です。
(既にもうひとつ来年リリースする案を思いついたんですけどね)
スタッフとしては変に過激なサービスを考えるよりも、一見バカバカしいサービスを考えている方がなんだか楽しいです。

そんな“感性”に訴えるサービス。基本はプレイの演出が軸なのでお客様には“バカバカしさ”にお付き合いいただく形にもなります。
でも、料金が安いとか、過激なプレイができるとかじゃなくて「オレ、風俗に切なさを味わいに行くんだよね」ってお客様はなんだか大人で、文学的で素敵だと思いますよね。バカバカしさを楽しんでくれる大人っていいと思うんです。

なんだか主張ばかりになって取り留めが無い内容ですが、要はお客様の股間だけじゃなくて“感性に触りたい”“気持ちを動かしたい”ってことです。

そんな店を、つくれるでしょうか。

ではでは。

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