風俗の社窓から

赤坂の風俗店長にしやまのコラム・日記・雑記。お店のこと、今の業界のこと、風俗の未来のこと、色々考えてみてます。

風俗業界辞めたいと思ってる?という話。

たぶん今の風俗業界には“旧世代”と“新世代”的な人達がいて、これからの業界の歴史の中では30代~40代の男性がちょうど“真ん中世代”になるのではないかと思っています。

僕は“新世代寄りの真ん中世代”。まだこの業界5年目ですが、ここ15年ぐらいの風俗の歴史では風営法改正によって“警察への届出制”になったことが大きくて、これによって既得権や暴力団などに関わらない“サラリーマン風俗”が生まれたことが大変化です。
つまり脱サラしてきた一般社会人の人も風俗業で成功する人が現れ、風俗業界に元サラリーマンオーナーなどが増えてきたんですね。
それで風俗業界も“意識の変化”が起こってきたんじゃないかと思います。

最初に書いた“旧世代”は昔ながらの風俗業界で生計を立ててきた歴史が長くて、風俗を“こんな仕事”とか“人に言えない世間体の悪い仕事”と捉えている場合が多く、「いつか一般の(普通の)仕事をしよう」なんて思っています。

一方、“新世代”は20代~30代を中心に真面目に運営されているサラリーマン風俗を知っていて、加えてDMMさんのアダルトを資金源にした会社拡大戦略の成功もあって、「風俗を資金源にほかの面白いことも手掛けていこう」と思っている節があります。リフレ店の店長さんなどにも多そう。(よね?どうだろう若い風俗経営者の皆様(笑))

まぁ、未だに人に自慢する仕事では無いですし、想いは人それぞれだとしても、要はこの風俗業界に対する考え方の違いを感じることが多々あります。もちろん今もですが、風俗の世間評価の低さで、思い通りの家が借りられなかったり、ローンが組みにくかったり、いろんな苦労をされてきたんでしょう。ただ、やっぱり感覚の違いは感じるのです。

先日オーナーと話した時も「風俗で早く稼いで、お金貯めて次のことやるときにはスパッと辞めてほしいと思ってる」と言われて、あぁ~そこはやっぱり違うんだなぁと。
僕個人としては「風俗事業を“起点”に、周辺から遠くまで面白いことを仕掛けていきたい」ので決して“風俗を辞めたい、業界を抜けたい”と思っているわけでは無いのです。

そう、大きくは“みんな風俗は辞めたいと思っているはず”という前提をその旧世代や真ん中世代の方々から感じることがあるのが、違う感覚だな~と。

ひょんなことから入ることになった風俗業界ですが僕は好きです。恩も感じているし、面白い。
僕たちのグループの若いメンバーもそうですが、これから新世代も増えて、業界の捉え方はどんどん変わっていきます。その変わっていく過程に立ちながら、少しでも業界のイメージがもう少し優しいものになるように、悪い仕事になってしまわないように、仕事の幅を広げたいと思っています。

ではでは。