風俗の社窓から

赤坂の風俗店長にしやまのコラム・日記・雑記。お店のこと、今の業界のこと、風俗の未来のこと、色々考えてみてます。

風俗経営のオープンソース化。という話。

風俗店は普通の会社よりも経営状態が見えにくいイメージを持たれていると思います。中には「怖い人たちとつながってるんじゃないかな」とか、「法律違反をしているんじゃないかな」とか、様々な憶測や誤解も受けやすい業界です。

ですが風営法を守っていないと、すぐに捕まってしまう業界ですので(まぁ、法律違反する気も全然無いですが)そもそも実際は健全店が多いというか、そういう違法的なことをしている店はほとんどなくてですね、よく言う“路上で客引き”をされて入るようなお店以外はほとんどが違法行為無く経営されているというのが現在だと思います。
その状態を考えると、経営の見えにくさというのは個人飲食店に近いです。

最近「飲食店のオープンソース化」という概念に出会いまして、すごく面白い取り組みだなぁと思いました。神保町の「未来食堂」さん。

miraishokudo.com

一度行ってみたいなという興味も沸くし、公開されている事業計画書も大変興味深いです。“事業をオープン化する(透明性を保つ)”というのは当業界でも参考にできることが多々あると思います。
“風俗店のオープンソース化”⇒経営情報の公開というのもやってみたいものですが、、、どうなんでしょうかね?

僕の事業経営に対する考えも未来食堂さんと近いものがありまして、“核(コア)な部分は簡単に真似できない”という前提があります。
例えば料金やコース内容を真似するお店は多々あるのですが、一度立ち上がったお店を超えて類似点が繁盛するのは難しいものです。

ただ、飲食店の話とは違って、人の“労働力(サービス)に対する値付け”が肝となる風俗業界は、性的サービスが商品になることも重なって、お店だけでなく、お客様やキャストの倫理観も調整できないと情報公開することは難しそうだなぁ。と感じました。
(サービスに対する料金も業界の周囲の動きによって年々変わっていますしね)

いざ経営側になってみると、上手くいく適切な経営数字や、キャストのお給料や投資リスクに対するリターンの妥当性がだいたい分かってくるのですが、その情報を多くの方に見せて理解を得ようというのはしばらく難しいかもしれません。

もし作れたら、性サービスの仕事への理解や、お客様からキャストさんへの理解や、風俗店もきちんとしたサービスだということ、むしろ今結構大変だよってことも理解が進むんじゃないかな~なんて、思うんですけどね。

一回やってみたいなぁ。そんな店。

ではでは。