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風俗の社窓から

赤坂の風俗店長にしやまのコラム・日記・雑記。お店のこと、今の業界のこと、風俗の未来のこと、色々考えてみてます。

風俗業界の“寛容さ”が好きです。という話。

月に一回、グループ全体でミーティングを兼ねた食事会「全体会」をやっているのですが、実は先日そこで一旦仕事をボイコットしてしまったスタッフの“禊(みそぎ)”が行われました。
“禊” といっても変わったことや怖いことをするわけでは無くて、飲み会の席でみんなの前で立って謝っただけなのですが、そのあとにオーナーが「よし!これでチャラな」といって許していた姿に、感動してしまいました。

今そのスタッフさんは赤坂で働いていて、先日まで違う店舗にいたのですが、仕事に疲れてしまって数週間無断欠勤状態だったんですね。もうみんな辞めた状態だと思っていて、戻って来たいと相談を受けた僕がオーナーと相談する形になったのですが、オーナーは最初、復帰に反対でした。僕はとりあえず若くて“いい奴”なので戻したかったんですよ。仕事ボイコットしたのは悪いことですが。

それでオーナーと押し問答になって少し大変だったのですが、最後は僕の意向を汲んでくださって、赤坂店で復帰する流れになりました。

正直、一般企業ではほぼ無いような状態ですが、それぞれが様々な事情を抱えて仕事に入ってくる風俗業界では日常茶飯事です。

戻していただいたこと、そしてみんなの前で謝ったら快く許していただいたオーナーに感謝です。そしてそういう“戻ってくる人にわりと寛容な風俗業界”が好きです。

もちろん全てでは無いし、人にもよるし、逆に人が簡単にいなくなる業界もどうかとは思います。もちろん。

でも、人間誰でも失敗しますし、仕事嫌になったり、先が見えなくなったり、絶望したりします。そんな時に、“一発KO”をくらってしまう社会はなんだか窮屈だなぁと思うんですよ。
だからこの風俗業界のある種の“ユルさ”というか、悪くいうと“雑さ”なんですが、その寛容さが少し好きです。

今回戻ってきたことが失敗にならないように、僕も頑張っていかなきゃいけませんね。
思いやりとか優しさ、大事にしていきたいです。

ではでは。