風俗の社窓から

風俗経営者にしやまのコラム・日記・雑記。お店のこと、今の業界のこと、風俗の未来のこと、色々考えてみてます。

遅刻しがちな人に読んで欲しい気持ちの話。という話。

今日は開店作業を任せたスタッフが寝坊しまして、僕が数時間早く出勤して開店作業をするという事件が起こりました。いつまでも社長出勤ができない私です(笑)

当然ですが風俗業界においても遅刻は厳禁です。
特にスタッフの遅刻はリカバリーが効かない信用ダウンに繋がってしまうこともあるので、普段甘い僕でも特に厳しく注意します。
僕個人としてはこの業界に入って5年間、1〜2回遅刻したかしないかのレベルで勤務開始時間を厳守しています(エヘン ^^)

実は僕も昔、すごい遅刻魔だったんですね。
サラリーマンの部署内で僕を含めた数人の遅刻が問題になって、「気をつけよう、気をつけよう」と思いながら、なんと次の日に遅刻をして周りから白い目で見られるぐらいの遅刻魔でした。

そんな僕の遅刻が治ったのって、実は風俗業界に入ってからなんですよね。
入ったときからピタッと無くなりました。
なぜかと言えば、「キャスト・スタッフからの信頼が無くなるのが怖かったから」これに尽きます。
もともと借金を抱えて風俗業界に入ったので、もう一度立ち上がるならこれがラストチャンスぐらいのつもりで本気だったことも大きいと思います。

“本気の時に、自分の小さな堕落で道が閉ざされるのが怖い”

この思いひとつで遅刻がピタッと無くなりました。
そして無くなってからは、遅刻しないことが習慣になりました。

そうすると遅刻していた時代の色々なことが見えてくるものです。遅刻した日の仕事の生産性の低さや、失った信頼のこと、どんなに結果を出していても遅刻している以上一向に認められないこと。
自分が損をしていたたくさんのものが見えてきました。

遅刻した人を迎える人は、正直どう反応していいか分からないんです。
厳しく詰めたらいいのか、なぁなぁにしたらいいのか。
自分が被った迷惑があったら、それをどう伝えていいのか考えるんです。
そんな、時間に遅れた以外の負担を、相手にかけてしまうんですね。

だから結局、遅刻しない自分になれて良かったな〜と思うのです。

今遅刻しがちなスタッフはやはり若くてですね。もう少し成長するときっと変わってくるよなと思っています。
遅刻しがちな人の原因は生活習慣や態度じゃなく“気持ち”です。

何か本気で遅刻することを恐ろしく感じるような、
それぐらい本気になれるような、
少しの“気持ちの変化”が生まれたら嬉しいなと思います。

読んでる?(読んでないだろうけど)
頼むよ^^ 

ではでは。