風俗の社窓から

赤坂の風俗店長にしやまのコラム・日記・雑記。お店のこと、今の業界のこと、風俗の未来のこと、色々考えてみてます。

ぬるい店しかつくれない。という話。

“ぬるい店”という響きはあまり良くないですが、僕はそういう店しかつくれません。
これも先日のスタッフ会食で気付いたことです。

会食の場で今のお店の良いところ、悪いところという話になったんですが、これは悪く言っているわけでは無くて、いい意味でも、足りない意味でもうちのお店は“ぬるさ”があります。

僕の言う“ぬるい店”というのは決して適当とか、お客様へのサービスがどうでもいい店ということではありません。お間違いなく。

表現するのが意外と難しいんですが、「キャストさんとの関わりが密で人間的」というか、そんな感じです。
あ、スタッフも含めてなんですが「個々の事情を最大限考慮して柔軟に対応する店」という感じですかね。

そう書くとすごくいいじゃんと聞こえがちですが、そう良いことばかりでもありません。

まず良いところはキャストさんが店への愛着を持ちやすく、長く勤めてくれやすいことです。お店としてもキャストさんの人数が豊富なのはとても助かるので、この業界では有利にはたらきます。
あと、これは性格的な話ですが、お金だけとかルールで縛られた関係を僕が苦手としているので、この作り方の方が精神的にも実は気楽です。

悪いところは、長く勤めるキャストさんが多い分、内輪ノリになりやすいことです。新人さんで、もし女の子同士の仲間に入ることが苦手な子がいた場合、簡単に辞めやすくなります。そうならないように気をつけているんですけどね。
また、お休みや遅刻でも、個々の抱える事情を最大限考慮するので、キャストさんがお店に甘えて自堕落になってしまうと、めちゃくちゃになってしまうことです。
これもそうならないように一応気をつけているんですけどね。

まぁ、何はともあれコントロールが難しいです(笑)

ですが、僕も人間的付き合いの方が、楽しいですし、いつかこの関係が廻り回って良い店になるんじゃないかなぁと思っています。
つまり今の僕ではこういうタイプの店しかつくれないんです。

この性格は店舗起ち上げに向いています。
多分僕は性格的にも起ち上げ屋です。

ですが、少しずつ店も大きくなっているので、これからはルール整備や、ただのぬるい店になって適当になってしまわないように、よりそういった“整えること”が得意なスタッフが活躍していくと思います。

ただ、ここだけの僕の個人的な感覚ですが「ぬるくたっていいじゃん」と思っているところも正直あります。もちろん店を大きくするうえでは微妙なんでしょうけど、例えば遅刻しても、今日お店を休んでしまっても、誰かが死ぬわけじゃないですし。

サービス業である以上、当店としては時間も準備も怠らず、お客様をお迎えできる体制を整えることが絶対です。今のところ。

でもそんなに緊張感たっぷりで、張り詰めて会社(お店)のために働く必要って、別に無いんだよなぁ。。。
みたいなことを考えちゃう僕は、やはりこれからも“ぬるい店”をベースに作るんだと思います。

なんかうまく言えないんですけどね。
とりあえず、ぬるくなり過ぎないように、今も今後入って来るスタッフも、みんな、助けて下さい(笑)

ではでは。