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風俗の社窓から

赤坂の風俗店長にしやまのコラム・日記・雑記。お店のこと、今の業界のこと、風俗の未来のこと、色々考えてみてます。

これからの風俗業界の働き方。という話。

僕は業界慣習みたいなものが大嫌いで、“昔からそういうものでしょ”と言われると反発したくなる天邪鬼です。

風俗業界の中で、特にその傾向があるのが“働き方”なんですよね。
僕にとっては会社のワークスタイルや、待遇、制度、どうやったら人の持つ能力を最大限に活かしきれるのかという事がかなりの関心ごとです。

 

今の風俗スタッフはいわば“3K”の状態になっていると思います。
飲食店や美容業界、一部IT業界と同じなのですが、
「きつい」「帰れない」「給料安い」
というやつですね。

風俗業界が簡単に稼げそう、なんて甘い考えは今は昔の事です。
今は参入店舗も雨後の筍のように現れますので、
結局稼げるかどうかは自分の実力と、会社次第。


3Kの理由をひとつずつ紐解くと、


「きつい」⇒職場環境が悪い、怖いとか。その他怖くなくても、多人数のキャストさんとコミュニケーションをとったり、お客様に気を遣ったりというのは、思っている以上に精神的負担も大きいと考えた方がいいです。


「帰れない」⇒これは完全に会社の状況によりますが、基本長時間労働ですね。ワンオぺの店舗も多いし、就業時間曖昧な会社もままにあります。会社で寝泊まり普通とかね。これは当店は推奨していません。


「給料安い」⇒これは意外とその通り。チャンスを掴んだり、しっかり出世しないと、いつまでも安月給のまま終わります。実力も人との出会いも重要。グレーな業界だから、半年ぐらいで大金持ちだ!みたいな風俗神話は無いのです。結局真面目な人が勝つ世界。


といった感じで、本当は会社としても解決していけるようなことなんですが、僕たちよりちょっと上の世代の方とお話すると「高収入になるなら長時間労働であたりまえ」「休めなくても高給取りになるまでは頑張れ」「時間外でも必死で働いている奴が偉い」といった根性論の塊になっていることが多いんですね。

これは何とかしないとな。と思います。
個人的には根性論好きですし、ある意味正解なんですけど、デフレ化によって一店舗当たりの売り上げも下がるわけで、条件が悪くなり続けると、優秀な人が生まれにくい状態になります。

 

そこで、今はできなくとも今後チャレンジしてみたい勤務制度があります。

 

1つ目は「週休2日制の完全導入」。“完全導入”がポイントでして、現在導入している風俗企業も多いのですが、24時間営業のお店で早番と遅番とか分けて、“実質48時間休み”みたいにとっている店舗もあります。そうではなくて、週5日働く、週2日絶対休むみたいな週休2日制を導入したいのです。

2つ目は「1日6時間勤務制度」。ZOZOTOWNを運営するスタートトゥデイが導入している、1日6時間しか働かないってやつです。これ、導入されたリリース見た時から、すごいなぁと思っていましてすごく理に適っていると思うんですね。ただ、風俗店だと確実に“店番”に一人人数を割かなければいけないので、各店のスタッフ人数と仕事バランスの調整を上手くやらないと難しそうです。

参考はこちら↓↓

【前澤友作】6時間労働制を導入した理由

 

この2つはまた機会を改めて考えを書いてみたいのですが、この2つの制度を今の仕事量以上のものをこなしながら、優秀なスタッフを増やして、実現していきたいものです。

風俗店スタッフも自由な時間を活かして、第2・第3の職を持ちながら店を運営していくという形態の働き方が出来ると思うんですよね。

 

最後に実現するための手立ては備忘録程度に書いておきます。
業態にもよりますが、1拠点3ブランドを6~7人のスタッフでユニット組んで、足りない電話番をアルバイトでまかなうと実現できるんじゃないかなと。
もちろんその6~7人は、店の運営から経営を学んで、1人1人経営者になれる実力を養っていきます。

 

このテーマは実際に当店でも実現に向けて努力しつつ、経過をまた書いていきたいですね。

スタッフもキャストも、風俗店を生かしたセカンドキャリアやキャリアアップといった、“今の店を辞めた後の人生”に寄与できるような働き方をつくっていきたいです。

 

あ~、考えるの楽し。

ではでは。