共通して仕事ができる人。という話。
どの分野にも共通して、“こんな人が仕事が出来る人”なのでは?ということを考えてみました。
例えば、僕たちの仕事で重要なのは、
「予約をとる」
「お客様の入室を確認する」
「女性に指示を出す」
「無事に予約が進行しているか確認する」
といったプロセスをまずはスムーズにこなしていくことです。
はたから見ていると簡単な業務なのですが、意外と奥深い。
入社したばかりのスタッフさんはほぼ全員、この業務をスムーズに行うことが出来ません。
1つはまだ慣れない中で多数の人とコミュニケーションを取らなければいけないからという理由があるのですが、
それ以外にもなぜか「そこ、絶対予約入らなくね?」というタイミングで2重予約をとってしまうことや、
「いや、それ無茶じゃね?」という指示をキャストさんに出してしまうことなど、とんちんかんなミスを連発する場合があります。
で、そんな時に、共通して起こっているのが
「人の動きや気持ちを、脳内でイメージできていない」
ということなんですね。
これ、話すと「そのスタッフバカじゃない?」とか、「優秀な人なら起こらない」と思いがちなんですが、普通に生活していても絶対あるはずなんです。
例えばアマゾンで即日配達頼んだ日にすごい大雨が降っていたとして、
「なんで届かないだよ!」とクレーム入れるのはちょっとワガママですよね。
普通の会社でも、特に新入社員などは「そのスケジュール絶対無理でしょ!」という予定で仕事を進めたりなどもあるはずです。
現代はとても便利で、ワンクリックで次の日に物が届く時代だから特に、こういう想像力が欠落している場合も多い様な気がします。
(気軽な気持ちでAmazonに翌日配達を頼んだ時、荷物に「本日絶対厳守!」みたいに書いてあると「ごめん。。。」って気持ちになります)
どの業界でも仕事を円滑に進めることができる“デキる人”は、
この「見えていない人の動きと気持ちを想像する」ことが鮮明に、
確度高くデキる人、だと思うんですね。
だから当社では、まず出来るだけスタッフやキャストさんと自己紹介、顔合わせをしっかりやって、
「誰がいまどこで何をしているのか」
(仕事に言っている場合)「どんな感じで仕事をしているのか」
(お客様に対して)「どこからどんな風にやってくるのか」
など少ない情報からも“人の動き”をできるだけ鮮明に想像できるようになる準備をしています。
予約表で文字の情報を見ただけでは、時間通りに人は動きません。
やはり“誰がどこで、どんな気持ちで動いているのか”を想像できるようになると、
一段上の仕事ができるようになります。
これはどの仕事をしていても共通ではないでしょうか。
当たり前のことの様で恐縮ですが、僕も頑張ります。
ではでは。