風俗の社窓から

風俗経営者にしやまのコラム・日記・雑記。お店のこと、今の業界のこと、風俗の未来のこと、色々考えてみてます。

風俗の“夢”とは何か?という話。

先日、、、というか昨年末ぐらいから引越しの話が出ているんですが、頑なに断ることが続いています。
引越しの提案をもらうのは主にオーナーからなんですが、まぁお金もかかることですしちゃんと納得のいった形で引っ越したいと思っています。

その時に「若い奴には夢が必要だから夢を見せてやらないと!」と言われたのがずっと心に引っかかっていて、その時は少し皮肉も込めて「まだそんな夢見せられるほどの立場でもないので」と流したのですが、“お金を稼ぐ、いい家に住める”みたいなのが本当に“夢”なのかと考えてしまうのです。

風俗の“夢”とは何なのでしょう?

もちろん人によって違うとは思うんですが、「大金稼ぐ」「いい家に住む」みたいなバブル型“夢”というか、そういう夢だけでは無いのだと思うんですよね。

全然答えも、主張もない話ですが。

個人的なことを言うと、大金を稼ぐことは目的では無くて、もちろん“お金持ち”にはなりたいと思うんですが、ちょっと稼ぐとかのレベルでは無くて“大勝ち”したいというのが野望です(笑)
あ、ちなみに住むところとか働く場所にこだわりはありません。もちろん綺麗に越したことはないですが、住むところで無理してもしょうがないし。

それよりも考えたおかげで、自分は“楽しいと思うことをしていたい”という欲望が強いことがわかりました。もちろん風俗業界でもそれ以外でも構いません。
もっと言うなら自分自身で「あぁ、オレって今(一般的に見ても)イケてることやってるな」って思っていたいんだと思います(笑)

2度目ですが、風俗の“夢”って何なのでしょうね。

関係者の方も、そうでない方も、仕事の先にある“夢”って何ですか?

ではでは。
 

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正社員とアルバイトの違い。という話。

昔アルバイトをしていた頃から、正社員とアルバイトの違いは待遇面だけかもと思っていて、この業界に入ってからも変わりませんでした。
風俗業界は「アルバイト」という形式は試用期間のようなパターンが多くて(大手さんだと違うのかな?)正社員との違いを実感する機会もそんなにありません。

ただ、さらにグループ拡大をするために人材採用を考えることが、今ここで改めてアルバイトと正社員の違いを考えるきっかけになっています。

アルバイトと正社員の一番の違いは業務の切り分けではありません。
「会社の成長に責任を持つか」ということが一番の違いであると思います。
アルバイトは“業務をこなす”ことが仕事なんですが、正社員は“会社を成長させる”ことを仕事と捉えて欲しいのです。

このメッセージはどちらかというと、アルバイトの方向けではなく、世間の正社員の方向けの話です。

これから立ち上げの時期を過ぎ、これから本格的に成長の時期を迎える当グループ。入ってくる方はやはり核になっていく存在です。
大きめの役目を任せるタイミングも早い。だから何となくではなくて、会社を成長させるつもりで、一緒に頑張って欲しいんですよね。

その方が楽しいですし。
そして頑張りにはちゃんとした待遇で返せる会社になるように、頑張るのは僕の仕事です。

ではでは。
 

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アダルト業界のオープンとクローズのさじ加減。という話。

出口のない無駄話をします。多分今までも多くの先人が考えてこられたであろうアダルト業界の“オープン”と“クローズ”のさじ加減の話です。

個人的な見解では日本のアダルト業界はこれから“エンターテイメント化”していく部分と“アンダーグラウンド化”していく部分がはっきり分かれるだろうと思っていますが、今までの“アンダーグラウンド”に感じていた部分がより多くの人に共感していただきやすいものに変わっていくだろうという考えです。

その中で、先日「アダルトって隠しているからいいんじゃないの?」と一緒にいた方に言われた一言が妙に心に残っていました。
まさにその通りとも言えて、例えば風俗だと来られているお客様もご家庭に秘密の方もいらっしゃると思いますし、働いているキャストさんも可能な限り周りにバレない方が良いパターンが大多数です。それによって良いキャストさんが辞めてしまう場合もありますしね。

アダルト業界(まぁ特に風俗業界)は今までアンダーグラウンドなイメージが強すぎたので、ちゃんと情報をオープンに(開示)すること=誠実で良い・健全化したという論理はわかります。ですが“面白いかどうか”は、では一旦置いておいて、働く側と世間のイメージのバランスをとると「全部がオープン=誠実で良いこと・面白いこと」とは限らないのです。

そう考えると例えば風俗メディア側の話。風俗メディアなどではいかに顔出しできる人を探すかや、それを交渉するのも店の努力や実力だと言いがちです。新興メディアでもどうやって動画に対応していこうとか、自分たちだけどうやって顔を出してもらうかや、秘密の情報をどうやって公開させるかに試行錯誤しているのですが、それってナンセンスですよね。と、個人的には思います。

業界の倫理というか、慣習の押し付けかもしれませんが、例えば空気の読めない方がいて、キャストさんの本名や通っている大学を知ったからといって、掲示板に勝手に書いて良いわけじゃないでしょう?
オープンにしたからって、“みんな良くなる”とは限らないのです。

ちょっと無駄話が過ぎまして終わりが見えなくなってきたので(笑)メディアのコンプライアンスの話はまた別の機会で書きたいと思います。

ちょっと思うことや書きたいことが多過ぎて、テーマがざっくりだったのでグダグダで申し訳ないですが。

ではでは。

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